安倍政権の「海洋基本計画」はどっちのメタンハイドレートを重視しているのだろう?

日経13.02.28夕 メタンハイドレート 18年度までに生産技術 政府素案

…素案では、メタンハイドレートの商業化を重要課題に位置づけた。国として具体的な工程を定め、採算が合う商業生産の時期を23年以降と明示した…
海底に埋まるメタンガスの塊を低コストで取り出す技術が確立していない。このため5年間の次期計画中に、海底下でガス化して船へ引き上げ、安価に回収・貯蔵する技術を開発する…

この件はそれほど驚くこともない。以前に経済産業省が出していた「10年後の23年以降の商業化を目指す」と発表したのと同じで、安倍政権がそれを改めて追認したという感じだ。

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安倍政権のメタンハイドレートに対する姿勢自体は良い姿勢だと思う。しかし、その本気度はどうか?

メタンハイドレートを取り出す方法は2つあるという話だ。

1. 海底で砂に混じったメタハイを取り出す方法
2. 海底に露出しているメタハイの塊を取ってくる方法

この2つの方法のうち、どっちを優先するのかによってその本気度は変わってくると思う。

色々と手間が掛かりそうな1か?単に切り出してくればよさそうな2か?当然、2の方が本気度は高いと思うのだけど。

記事には「海底下でガス化して船へ引き上げ、安価に回収・貯蔵する技術を開発する」とある。

てことは、微妙なところだけど、たぶん1の方なんじゃないかと。

みんな電気代が上がって大変なんだから、すぐにガス化できそうな2じゃダメなの?きっと色々あって、ダメなんだろうなぁ・・・

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