皇太子殿下の後を追って大山へ登る

皇室日記か何かで皇太子殿下が地元の大山へ登られたと聞いた。

もちろん大山に行ったことはあるけれど、それは中腹の大山阿夫利神社下社まで。

その時、軽い気持ちで登ろうかと思ったけど、思いのほか険しくて山登りの装備をしないと無理だと諦めた。

今回、皇太子殿下が登られたこと、紅葉が綺麗そうなこと、体力づくり、そしてひとつ願掛けしたいことがあって、思い切って登りに行った。

厚木から大山へは電車とバスを使えばすぐに行ける。迎えてくれたのは、綺麗に紅葉した木々だった。


ちょっと寄ったトイレの横にこんなのが!


やっぱり皇太子殿下も登られたんだね。見ればケーブルカーを使わないハードコースだ。殿下、さすがでございます。

自分は殿下ほど体力がないので、ケーブルカーを使って大山阿夫利神社下社まで行くつもり。ケーブルカーの駅へは、例のこま参道を通って行く。

今回はちょっと寄り道して、茶湯寺の「寝釈迦様」を見ようとしたが、お経をあげている途中のようだったので遠慮した。

このお寺さんは水子供養のお寺なのかな?こんな感じのお地蔵さんがたくさんいた。



大山ケーブル駅に到着。



そこから大山寺駅まで。紅葉の中を登るケーブルカーは気持ちいい。しかし、iPhone5のビデオの画質はすばらしいね。


大山寺駅から阿夫利神社駅まで。


大山寺駅で乗ってきた人たちが口々にいうのは、「みんな一番きれいな大山寺で降りないのね」ってこと。後で足で行くつもりなので、楽しみになった。

大山阿夫利神社下社で護摩に願い事を書いて焚きあげた。


相当煙たくて、自分が燻製になった(^^); しかし、これでひとつのミッションは達成した。

入山のお祓いをして、いよいよ登山へ。ここからは未知の領域。しかし、いきなりこの階段で心が折れそうになった。


山登りはきついけど、ここが一番きつかったかも。しかし、登山は何だかすごく集中する。

途中こんなのだったり、


こんなのだったり、


紅葉した木々たちが疲れを癒してくれる。

きつい坂を登ったあと綺麗な景色が見えた時、小さい女の子がすごく良いことを言っていた。

「ご褒美だね」

まわりの大人たちも口には出さなかったけど、「そうだよね~」と激しく同意していたはず。

この日はかなり寒く、霜柱が立っているところがかなりあった。


子どもたちはその霜柱を珍しげに踏んでいた。そういえば、霜柱を見たのは一体何年ぶりだっただろうか。都会には霜柱なんて立たないもんね。

そうこうしているうちに山頂へ到着!激寒い。


山頂からiPhone5の新機能のパノラマ写真を撮ってみる。これ本当にすごいわ。

相模湾が一望できる。左の方には江ノ島も見えた。

下社が立派なので、上社も立派なのかと思ったらそうでもなかった。人々が着替えに使ってる感じだった。

帰りはケーブルカーも使わず大山寺まで降りた。期待していたように、大山寺の紅葉は多分すごかったと思うのだけど、写真を撮っていないということは、大して印象に残らなかったのだろう。

下りは上りよりきつい。膝が痛くなってペースが落ちた。膝は痛いんだけど、ここまで来てケーブルカーなんて乗れるものか!と最後まで徒歩でがんばった。

途中、鹿の家族が居たりして気が紛れた。

最後の方で、こんな祠を見つけた。


木の根元に埋まるように存在している絵に描いたような祠だ。

大山にはいたるところにお地蔵さんなど、沢山の神様がいた。一体、何度手を合わせただろうか。

大山は神様の山だな。そう思った。

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