多くの中国国民はまさに「情報弱者」。同情するよ。

日経12.09.18朝 中国、反日デモで報道規制 被害報じず 過激行動誘う
【北京=大越匡洋】日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化に抗議して中国で続く反日デモについて、中国国内メディアは日系企業襲撃の詳細を報じていない。当局が報道を封じ込めているためだ。・・・中国のメディアはデモの発生事態を報じても、これら蛮行については黙殺。一部が「略奪などの暴行は愛国とは全く関係がない」(17日付の中国青年報)などと、遠まわしに触れるだけだ。・・・北京市に住む30代の会社員の男性は「反日デモの盛り上がりは知っているが、日系企業の被害の話などは聞いたことがない」と話す。・・・指導部が「待った」をかける発言もないため、反日デモは若者らが鬱憤を晴らす格好の場ともなっている。・・・18日は満州事変の発端となった柳条湖事件の発生日。デモを見物していた若者は興奮気味に語った。「18日はきっと面白いことになるぞ」

多くの中国国民は反日デモがあることは知っていても、日系企業が被害を受けていることを知らない人が多いようだ。

これこそまさに情報弱者。中国政府当局によって正確な情報が封じ込められているために、多くの中国国民は正しい判断ができないでいるようだ。本当にネットが必要なのは、きっと中国国民だ。この意味では同情する。

しかし「18日はきっと面白いことになるぞ」はないな。

日本でもそうだけど、デモをしてる連中ってどうしてこう楽しそうなんだ?

追記12.09.23:ただし、香港は別格。
琴線探査: 日本では言論の自由がデモの暴徒化を防いでいるのかも。日本人で良かったよ。

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