東電の「計画白紙で1兆円要請」で考えた東電がケシカラン4つの理由

日経12.03.30朝 計画白紙で1兆円要請 資本注入 東電、政府管理下へ
・・・1兆円の資本注入を申請・・・賠償支払いのため、約8459億円の追加支援も要請した。資本注入されれば政府の公的管理下に入る。東電と機構は再建に向けた「総合特別事業計画」を3月末までに枝野幸男経済産業相へ提出する予定だったが・・・会長の後任人事が難航。計画の重要部分が白紙のまま資金援助だけ求める異例の事態に・・・どのくらいの議決権を握るかについても決着は先送りされた。機構は少なくとも過半を取る意向だが、東電は3分の1程度に抑えたい考え。・・・資本注入などを受けるには、枝野経産相から総合計画の認定を受ける必要がある。認定されれば、機構の出資と賠償資金支援による東電への公的支援額は合計3兆4千億円を超える・・・

日経の1面トップ記事だった。これはさすがにあきれた、というかドタマにきた。誠にケシカラン。

この記事と最近の報道から、東電の「ケシカランポイント」を挙げてみたい。


ケシカランポイント1:計画は立ってないけど金だけちょーだい!しようとする根性

ケシカランポイント2:助けてください!と言いながら議決権を渡さず好きにやりたいという根性

ケシカランポイント3:契約上4月一斉値上げは無理なのに「値上げのお願い」と言ってごまかす根性

ケシカランポイント4:助けてもらう立場なのに値上げに応じなければ電気止めますよと開き直る根性


やっぱり、東電は経営破綻させたほうがいいのでは。JALだって見事に蘇ったようじゃないか。経営破綻したからって飛行機が飛ばなかったわけではないし、それなら電気だって通るだろう。

もし、東電以外で電気を買えるところがあるなら是非そうしたいよ。たとえ多少割高でも。でも独占されているから、それはできない。

もはや国民は電気が無ければ生きていけない。つまり、東電は国民の生命を握っている。だから電気を止めますよというのは、もはや脅迫にも等しい話だ。これは国民にとって相当ハイリスクな状態だ。

電力会社の地域独占をなんとかすれば、少なくとも3と4は言いにくくなるだろう。

そうしないとホントまずいなと思った。


とりあえず、枝野大臣がこの要請を受け入れるかどうかだけど、最近の枝野大臣の態度を見ていると、これはさすがに受け入れないのでは?と思える、がどうだろう。

枝野大臣がどうするか、よぉ〜くチェックしとくべき。

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