多重露光で知られる写真家・石元泰博氏死去。謹んで哀悼の意を表します。

日経12.02.07朝 石元泰博氏死去 伝統建築など撮影
戦後日本を代表する写真家、石元泰博(いしもと・やすひろ)氏が6日午後0時13分、肺炎のため東京都港区の病院で死去した。90歳だった。・・・代表作は「桂離宮 空間と形」「シカゴ、シカゴ」など・・・1996年に文化功労者。

石元泰博氏と言えば、多重露光だ。いくつか石元氏に関連した記事を書いたことがある。

琴線探査: 多重露光、「真」消した「写真」

琴線探査: 「色とかたち 写真=石元泰博」にインスパイアされた多重露出(露光)カメラアプリを考える

琴線探査: 「写真とは真を写すものではまったくない」そして「アレ・ブレ・ボケ」 | はてなの芸術十選 4 アートディレクター 長澤章生 - 日経

そういえば、石元氏にインスパイアされて、多重露光のアプリを作ろうと考えたこともあったなぁ。しかしその後、それらしきアプリが色々出てきて、「まぁ自分が作らなくてもいいか」と思うようになってしまい、そのままになってしまっている。

あらためて見てみると、やはり気になる言葉が。石元氏曰く「何が出てくるか分からないから面白いのよ・・・」。

多重露光のアプリの企画を考えていたのは、ほぼちょうど2年前の2月8日だったらしい。なんだか石元氏に「もう一度見なおしてみなよ」と言われているような気がする。もう一度見なおしてみよう。

謹んで哀悼の意を表します。

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