Android OSの「消音カメラアプリ」の悪用急増。キャリアのコントロールの限界露呈。OSレベルでの対応をすべきと思う。

日経12.02.15夕 スマホ盗撮 摘発急増 「消音アプリ」悪用 法令で制限 難しく
・・・警視庁が昨年摘発した件数は一昨年の2.5倍に急増。撮影時のシャッター音が消せる「消音アプリ」を悪用したケースも目に付く・・・携帯電話各社は盗撮に悪用されないよう、携帯の付属カメラはシャッター音が鳴るようメーカーに設計させている。しかしスマホの場合、シャッター音が出ない撮影機能のアプリをダウンロードすれば音を消すことができる・・・「子供の寝顔や動物を静かに撮影できる」とうたわれている・・・ソフトバンクモバイルやKDDIは「消音アプリ自体が悪いわけではない。使い方はユーザーの良識に任せるしかない」として特に対応策はとっていない。NTTドコモは公式のアプリ購入サイトでは「盗撮に使われる恐れがある」として消音アプリの提供を禁じているが、他のサイトからいくらでも購入できる。盗撮目的と断定できないため、消音アプリの販売・提供を法令で制限するのは難しく・・・

消音できるカメラアプリね。前から気になっていたけれど、やっぱり問題になっているようだ。

「消音アプリ自体が悪いわけではない。使い方はユーザーの良識に任せるしかない」。確かに。キャリアとしてはそう言わざるを得ないだろう。

iOSも昔、カメラ撮影時に消音することができた。しかしその後、OSレベルで完全には消音できなくなった。Androidも同様の措置を取るべきではないだろうか。

ドコモの禁止措置はすばらしいと思うけど、結局Android Marketで入手できるのではほとんど意味が無い。

スマホ時代における、キャリアのコントロールの限界を改めて露呈した格好なのだと思う。

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