野田首相「まずは隗より始めなければ」と国民に理解を示しつつも「不退転の決意で消費税増税」の説明はナシ

まずは隗より始めなければ(内閣広報室) - BLOGOS(ブロゴス)

・・・国民の皆さんが野田政権に対して向けておられる視線に厳しさが増していることを感じます。・・・「まだまだ歳出削減と税外収入確保に取り組め!」というのが、国民の大多数の皆さんの共通した声なのではないだろうか、と私は受け止めています。・・・平成22年度には過去最大規模の10.6兆円の税外収入を作りました。しかし、「それではまだまだ努力が足りない!」というのが国民の皆さんの声です。・・・郵政改革関連法案・・・国家公務員の給与を7.8%削減する法案・・・そして何よりも、「国会議員こそ、まずは隗より始めよ」です。議員定数削減の問題・・・

まずは隗より始めよ」。またまたムズカシイお言葉だこと。

この言葉で何%の国民に伝わるのかなぁ。少なくとも自分には伝わらなかった。勉強しろということらしい。お勉強しておきましょうねぇ。

「隗」は「かい」と読むそうだ。故事のようだけど、要するに、手近なことから始めましょ、まず自分自身が率先してやりましょ、ということらしい。なるほど。

さて、本文を読むと、国民が「増税する前に歳出削減と税外収入の確保をしろ」と考えていることはよく分かっておられるように見える。そして、税外収入を確保するために「まずは隗より始めなければ」とは考えておられるようだ。

しかし、一番野田首相に伺いたいのは、なぜ不退転の決意までして消費税を上げようというのか?ということだ。

これが十分に真正面から説明されれば、増税も歳出削減も税外収入の確保も平行して行なっていけるかもしれないのに。

しかし、やっぱり真正面から説明なさらないところをみると、国民を説得するに十分なネタはないのだろうとみえるけど、どうでしょう?

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