AKB48は「学校」そして「納豆」。秋元康氏曰く「周りを見ながら作るのではなく、自分が良いと思うものを作る。」

日本のコンテンツはなぜ海外で勝てないか――AKB48生みの親、秋元康氏が語る - BLOGOS編集部 - BLOGOS(ブロゴス)

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「DIGITAL CONTENT EXPO 2011」・・・秋元康氏が講演
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AKB48のメンバーであるための基準とは・・・AKB48にはない。オンリーワンであってほしい・・・1番になる可能性があればどんな子だっていい。まだ自分の中に「1番」が見つかっていない子でもいい。・・・見つけるためにもがけばいいんだ・・・ああいう娘はクラスに1人いてもいい・・・みんなが同じでなくてもいい。教育とは、全部が同じじゃなくてもいい、ということ
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AKB48はニューヨークやロサンゼルスで公演してきましたが、はじめの3曲はお客さんがドン引き・・・でも4曲目から突然、盛り上がった。熱気と一生懸命さ。ここにAKB48の勝機がある
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僕らは欧米に憧れて、音楽やファッションを真似してきました。でも同じことをやっても彼らは越えられない・・納豆を国外に輸出するとき・・・匂いを消しましょう・・・ねばりも消しましょう・・・そんな納豆なんて誰も食べない。AKB48は納豆
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今後のことは何もわかりません。これからは、「わからないもの」が1番いい・・・つまり見たことがないものが良いもの
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僕は40歳まで勘違いしていました・・・大衆はこういうものを欲しているだろうと予想していた・・・自分も面白いと思わない限り、ターゲットが誰であれ、面白いものにはならない。・・・周りを見ながら作るのではなく、自分が良いと思うものを作る。止まっている時計は1日に2度、正しい時間を示します。でも周りをうかがっていると絶対に合わない。
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非常に読み応えのあるインタビューだ。「ワケがあんだよ、それなりの成功には」と言われているような気がした。

まず、AKB48は学校だということ。「個性を大事にする教育」が必要だと言われて久しいが、結局日本では成功していない。しかし、秋元学校ではそれが成功している。

「オンリーワン」であってほしい。これが競争社会に対する逃げではなく、生き残り戦略だとわかっているので、心底それを願っておられるのだと思う。

そして、AKB48は納豆!なるほど。ワケわからん未知のものがいいのだ、と。そうかもねぇ。

そして、「周りを見ながら作るのではなく、自分が良いと思うものを作る。」ということ。これはマーケティングをしなかったというジョブズと同じだ。だとすると、マーケティングって、何なんだろう?

こうしてまとめてみると、全体を通して貫かれているのは、やはり「オンリーワン」という思想・戦略だろう。自分の価値観をブレさせない。K DUB SHINE言うところの「自分が自分であることを誇る」ということなのかも。

しかしね、これにはぶっ飛んだよ。

痛いニュース(ノ∀`) : AKB48公式プロバイダ開始 入会すればAKBと子作り出来ます - ライブドアブログ

この徹底したファンサービスぶり。本当に頭が下がる。しかし、この納豆はハードコアすぎて、自分には無理ですな(^^);

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