「電力自立分散レボリューション21」。日本の未来は世界もうらやむ、かもよ。 | 日本は、金属化合物系薄膜式太陽電池で飛躍するか? - 北の国から猫と二人で想う事

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岡山大大学院自然科学研究科の池田直(イケダナオシ)教授・・・酸化鉄化合物を用いた光発電装置・・・太陽電池グリーンフェライトは光の吸収率が従来のシリコン製の100倍以上で、これまで吸収できなかった赤外線も発電に利用できる可能性があり、池田教授は「赤外線は熱を持つものから出ている。太陽光以外に、 火を扱う台所の天井など家中、街中の排熱でも発電できるかも」・・・1キロワット発電する電池を作るコストは約千円が目標・・・

なぬぅ?赤外線からも発電できるのか?素晴らしい!

ソーラーパネルは、夜に発電できない、天候によって発電効率がガタ落ちする、高い、という問題がある。しかし、このグリーンフェライトのソーラーパネルなら、これらの問題を全て解決できるかもしれないじゃないか。

昨日書いたホンダのコージェネシステムと組み合わせたら、さらにスゴいことになりそう。

琴線探査: 各家庭が自家発電するようになったら、ひょっとすると電力会社いらなくね?という破壊的妄想。

池田教授といい、ホンダといい、日本の研究者・技術者は素晴らしいよ。

昨日から日経では1面の左で「電力ブラックボックス」という連載が始まっているのだけど、電力会社のコスト構造が!だーの、燃料費が高いから電気料金値上げ!だーの、電力は市場原理が働いていない!だーの、電力消費ピークをどう抑えるか!だーの、地域独占が問題だ!だーの・・・

こういった研究があって、実用化される日が近いと聞くと、何だかもう全てが眠ぅ〜い話に聞こえる。

これら全ての問題は、必要な場所で必要な分だけ安く安定的に電力を得られれば解決する。つまり、政治の問題ではなく、技術の問題なのでは?ならば、ストレートにそこにパワーを集中すればいい。

解決できるかどうかわからない議論を延々と続けるより、とっとと、こういった研究開発をどう支援するか、どう実用化を早めるか、を議論すべきだ。そうすれば、日本は各家庭が必要なエネルギーを生み出して消費するという、世界で最先端の国になれるかもしれない。

思えば、電気のインフラが無かった時代は、自分で薪を採ってきて自分のところでエネルギーを作っていた。そして21世紀の今、人類の叡智によって再び、エネルギーを自分で作って自分で消費するという自立分散のしくみに戻ろうとしているのかもしれない。

これはまさしく、イノベーションだ。レボリューションだ。日本のトップがこの方向に舵を切れば、日本の未来は超明るい。そう思うんだけど。

今はAKBの時代かもしらんけど、モー娘。の「恋愛レボリューション21」を思い出すよ。



「にっぽーんの未来は うぉう うぉう うぉう うぉう せっかーいもうらやむ いぇい いぇい いぇい いぇい」ってね。日本が元気になるような、いい歌を歌ってたと改めて思うよ。

これは言うなれば、「電力自立分散レボリューション21」だね。

日本が先行事例となって、その技術とスタイルを世界に普及させる。そんな世界では原発も必要ない。資源の争奪戦もない。資源がなくて戦争を始め、原爆を落とされ、原発事故で国土が半壊するかもしれなかった日本こそ、世界で唯一これをやるべき国ではなかろうか。

そんな日本、そんな世界になったら、いいなぁ。

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