震災後の今、ソフトウェの世界も何かすべきことがあるだろうか。あるとすれば、それは何だろう。 | 震災、変わる創作者の表現 山下達郎さん - 日経

日経11.08.17夕
・・・僕がやっているような大衆音楽が震災後のこういう状況でどんな役割を果たせばいいのか。言葉にすると陳腐かもしれないが、人々を励まし、元気を与え、癒すことだろう・・・ポピュラー音楽は大衆に奉仕する義務がある・・・朝の情報番組のテーマソング・・・明るい曲調だったのを・・・フォークみたいな曲になった・・・ギャンブルビートを使ったお気に入りの曲・・・恋人を失う歌だった。今は喪失を題材にするのはふさわしくないと思って、アルバムには収録しなかった・・・今はシンガーソングライター的なアプローチが有効だと思う。リアリティーがないと聞き手に響かないからだ。ある種の前衛芸術は、いまのような局面になると力を失うだろう。人々の心がよじれてしまっているときによじれた表現は無用。アバンギャルドというのは安定の中でこそ、アンチテーゼとして機能する。・・・震災の前と後という概念で文化表現が選別される可能性がある。既存の表現が機能しなくなるかもしれない。表現者にとってはとても厳しい時代になる。・・・(聞き手は文化部 多田明)

ポップスは大衆に奉仕する義務がある、と。山下達郎氏は強烈な義務感を持っておられるようだ。前衛芸術に関してなど、今は無用と手厳しい。表現者にとってはとても厳しい時代になるとも。

音楽の世界では震災を契機に、表現が変わったり、再結成がなされたり、様々なことがあったようだ。震災は文化、政治、経済と様々な方面に影響をもたらしたのだなと改めて思う。

ソフトウェアの世界はどうだろう。TwitterやFacebookが震災後に役立ったように、ソフトウェアの世界も次の有事に備えて何かするべきことがあるのかもしれないと感じた。あるとすれば、それは何だろう。

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