メタンハイドレート太平洋側試掘。隣国に遠慮しているように見える。 | 日本近海のメタンハイドレート ガス採掘へ試掘 - 日経

日経11.07.25朝
・・・政府は2012年度末にメタンハイドレートと呼ばれる海底資源から天然ガスを算出する実験に乗り出す・・・海底から産出に成功すれば世界初となる・・・18年度までに産出技術の確立を目指す・・・産出試験は和歌山県沖から静岡県沖にかけての「東部南海トラフ海域」で行う予定・・・独立行政法人・・・JOGMEC・・・委託費として100億円超の計上を検討・・・

久々にメタンハイドレートの記事が。一面トップ左というなかなかの位置と大きさだった。311以降エネルギーが足りないっていってるんだから、もっとフィーチャーされてもいいと思っている。

メタンハイドレートの試掘の話は今年前半にもあった。

琴線探査: メタンハイドレート掘削調査開始! 真・国家成長戦略ついに始動! | メタンハイドレート調査、掘削船・ちきゅう投入 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

今回と同じJOGMECが調査をしていたので、その調査結果が良好だったということなのだろう。喜ばしい。

JOGMECは世界最高性能の掘削船をもっているそうだから、これは人類全体の挑戦でもあるだろう。大いに期待したい。

しかし、メタンハイドレートが剥き出しになっているらしい日本海側でなく太平洋側なのね。やっぱり、中国や韓国やロシアに遠慮しているようにみえる。

今何か国際問題を起こすと、国内問題でいっぱいいっぱいで処理できないから、少なくとも自分から仕掛けていくようなことはしない、という感じにみえる。

恐らく、隣国もこれを察知しているだろう。

何とかして早く政治の問題処理能力を上げなければ、日本はより窮地に立たされることになるだろうと改めて思った。

コメント

  1. 3年に1度行われるICGHが、つい先日21日までエジンバラで行われていましたが、そこでは、韓国の学者の方々が多く発表されていて、出席されていた青山繁晴氏によれば、2014年までに、韓国はメタンハイドレートの実用化を目指す方針と発表していたそうです。

    一方、日本はやっとやり始めたにせよ、2018年までに産出技術の確立を目指す、と。それはイコール実用化と考えていいのでしょうか。

    さらに、それは実用化だとしても、韓国の目標より4年も遅いのですね。

    ICGHで、韓国の科学者の方々は、日本海を「東海」と発表していたそうです。

    日本も、怖がらずに主張スべきものは主張しないと、まさに主権が脅かされていく一方です。

    強い危機感を感じます。

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