松本人志監督「さや侍」の「さや」が何かわかった。今回のストーリーはおもしろそう。 | 「さや侍」 自由な映画の面白さ 宇田川幸洋 - 日経

日経11.06.10夕
「大日本人」・・・「しんぼる」・・・につぐ松本人志の3本目の監督作。・・・腰に刀のサヤだけさした汚いサムライ・・・本来あるべきサヤの中身は、武士の魂。それを放棄した野見勘十郎・・・脱藩し、追われる身・・・ある藩内で捕らえられ、<三十日の業>を課せられる。一日一芸を御前で演じ、笑いをなくした幼い若君を笑わせることができたら無罪放免、30日以内にできなかったら切腹・・・牢番(板尾創路)・・・実にヘンな映画なのだがストーリー・ラインは、普通の映画より強力で骨太。一直線で自由である。・・・★★★★(映画評論家 宇田川幸洋)・・・

先日「あらびき団」で板尾さんがゲストで出演されていて初めて知った映画だ。

その「さや」って何よ?と思ったら、刀のサヤのことだったのね。

「大日本人」「しんぼる」も期待してみたのだけど、自分には高度すぎるのかまったく理解できず。失礼ながら、ハッキリ言ってちっともおもしろいと思わなかった。

しかし、今回こそはおもしろそうだ。宇田川氏もおっしゃっているように、ストーリーラインがおもしろそう。

魂を失った日本人。笑いを失った日本人。心を失った日本人・・・つまり、「何かを失った日本人」というのがテーマなのだろうと思う。松本人志監督は1作目の「大日本人」にしても、「日本人」というものに対して何かひっかかりをお持ちなのかもしれない。

過去2作は正直、ストーリーに興味があったというより「松本人志が何を考えているか」という興味だった。しかし、今回は大いにストーリーに興味がある。そしてその上で「松本人志が何を考えているか」という興味がさらに強くなった。

追記11.06.16:その後、日経に松本人志ご本人のインタビューが出た

琴線探査: 「さや侍」さらに興味が湧いてきたね | 映画の評価は死後でいい 松本人志さん - 日経

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