2011年5月28日土曜日

我らが管首相はG8でも見事にスベられたようだ。EUの食品輸入規制に神奈川追加も重要情報。 | G8サミット閉幕 原発 日本不信ぬぐえず - 日経

日経11.05.28朝
・・・管首相は、ぎりぎりまで随行の官僚に注文をつけた。「オレは『2030年に30%』と言いたい」・・・前日パリでの講演で・・・「20年代の早い時期に20%超に引き上げる」と表明したばかり・・・周辺は慌てて「数値に根拠がない」「国会答弁に耐えられない」などといさめた・・・その決意は上滑りの感が否めない。目標実現の裏付けが乏しく、「思いつき」にしか見えないためだ。・・・世界との危機感のズレ・・・G8が「原子力の安全」を主要議題に取り上げたのは・・・原発をいつ、どのように安定させるのか。今後のエネルギーをどう確保するのか。・・・各国首脳が聞きたかったのは指導者の信頼に足る「声」だったはずだ。・・・原子力か、原子力なしか、という議論は適切ではない」。25日の日仏首脳会談。・・・欧州連合(EU)はサミット直前、日本の食品輸入規制の対象地域を神奈川県まで広げた。・・・(ドービル=大越匡洋)

我らが管首相はG8でも見事にスベられたようだ。

その前に、まずはこれ。「オレは『2030年に30%』と言いたい」・・・なんで?

これは本当に呆れたよ。もしこれが本当だとすると、管首相の精神構造を御自ら簡潔に表現された発言だと思う。つまり、とにかくドカン!とブチ上げたいんだな。

大体、国際社会で前日に20%と発言していながら、時間を少し長くしたとしても翌日に30%と言ったらどうなる?国際社会に「私は信用できない男です」と自ら宣伝するようなものだ。

20%でも本当にできるのか?と思うくらいなのに、時間を少し長くして30%と言いたいというのだから、これはもう実現の裏付けなど全く考えていないのだろう。

G8各国は福島原発事故のせいで世界が反原発・脱原発に向かうことを恐れているはず。主要議題に原発を取り上げたのは、そういうことだろう。

ならば、管首相の「自然エネルギーに力を入れます!」発言は脱原発に軸足ともとれるわけで、むしろ各国の気持ちに反するわけだ。つまり、スベっている。記事では「その決意は上滑りの感」とあるけれど、このスベりは上滑りというよりドンズベリかもしれない。

国内向けでは「自然エネルギーに力を入れます!」を強調してもいいかもしれないけれど、今回のG8向けでこれを強調するのはまずかったのでは。「原子力か、原子力なしか、という議論は適切ではない」ではいかにも消極的で曖昧だ。そうではなく、原発は当面不可欠だと立場を明確にすべきだったのでは。

例えば「原発は当面不可欠。だから原発の安全性強化のために日本の総力を上げる。その成果を各国と共有するので各国も是非協力を!人類は二度とフクシマのあやまちを繰り返してはならない!」とか。

こんな感じならきっと拍手喝采を受けられたのでは。実際問題として、日本でも原発をすぐには止められないのだから、結局こうするしかないわけだし。


ところで、記事には何気に神奈川県民として聞き捨てならないことが。EUは食品輸入規制に神奈川も加えたらしい。うーむ。