2011年5月27日金曜日

福島原発吉田所長殿に、私心なく国民の安全を最優先されたことに感謝、そして信念を貫かれたことに敬意を。 | 海水注入、実は中断せず - 日経

日経11.05.27朝
・・・東京電力は26日、福島第1原子力発電所1号機への海水注入が・・・3月12日に一時中断したとされた問題で、実際には中断していなかったと発表した。東電本店は停止を指示していたが、同原発の吉田昌郎所長の判断で海水注入を継続した。・・・吉田所長は事故の拡大を防ぐためには原子炉の注水継続が何より重要と考え、所長判断で海水注入を続けていた。・・・注水継続がが原子炉冷却に与えた影響については再度検証する。

何と・・・吉田所長の独断で注水を続けていたとは。

吉田所長はきっと常に内ポケットに辞表を持っていたのだろう。いや、そんな個人的な話ではない。きっと、これからの福島、近隣、そして日本の将来を考えて、たったひとりで身に余る重大な決断を下されたのだろう。東電や政府がしっかりしないからだ。

確かに、組織の人間としては命令違反の咎めは避けられないだろうし、実際問題として注水継続が正しかったのかどうかは今後の検証を待たなければならない。

しかし検証結果がどうあれ、このような非常に厳しい状況にあって、私心なく国民の安全を最優先された吉田所長に感謝したい。そして自らの信念を貫かれた吉田所長に敬意を表したい。

ここで思い出すのは、尖閣ビデオを独断で公開した海上保安官sengoku38氏のことだ。

琴線探査: 日本は法治国家だ。罪は罪。しかし、自らの身を顧みず、国に殉じたsengoku38氏に敬礼! | 海上保安官「誰にも相談せず一人でやった」(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース

いるんだ。日本にはこういった現場の人が。

「踊る大捜査線」じゃないけど、リーダーはもっと現場の判断というものを尊重するべきではないだろうか。