計画停電でサーバーを「さくらのVPS」に退避。イイ。 | さくらVPS上位プラン追加! 田中社長に狙いを聞いた - @IT

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・・・さくらのVPSは、当初からWebブラウザだけでシリアルコンソールが使える独自の機能を実装していて、リモートであることを感じさせない使い勝手を実現している。OSの再インストールなども、“自宅サーバ”に近い感覚で自由にできる。・・・仮想化に使うインフラも、商用のハイパーバイザーではなく、Linuxカーネルの一部としてOSSベースで開発が進むKVMを利用・・・最上位プランの物理サーバは64GBのメモリを搭載していて、仮想サーバは6つホストしています。非常に強力です。・・・VPSのインスタンスは大阪・堂島のデータセンターで起動するが、もしネットワークのトラブルがあった場合には、すべてのインスタンスにアクセスできなくなる可能性も・・・


震災の少し前に、さくらのVPSの上位プランが出たということを知った。

価格的にかなり強力で、いつかはお世話になるかもしれないと考えていたが、サーバーを移行させるというのはかなりの気合が必要なので、実際には行動を起こさずにいた。

しかし、現実に計画停電がはじまり、そうも言っていられなくなった。やるしかないと。実際に移行してみた。

結論。非常に良い。

手続きも自動化されていて早い。CentOS 5.5もほどんど余計なものがインストールされていない。回線速度もパフォーマンスも特に問題ない。WEBのインターフェースで稼働統計を見ることができるし、シリアルコンソールが使えるので万が一iptablesの設定でしくじっても安心だ。

VMWareではなく、あまり馴染みのないKVMで仮想化されているということで安定性を心配していたけれど、まったくもって安定している。

また、今後の地震のことを考えれば、関東よりも大阪で稼動してもらった方がより安心できる。

そして、何と言っても安い!

現状4Gプランが震災の影響で申し込み不可になっているが、恐らくこのクラスに一番需要があり、「さくらのVPS」自体が人気であることを示していると思う。

ひとつヤキモキしたのは無料の仮稼働から有料の本稼働へ移行するときに、どのタイミングで移行するのかということ。

夜に本稼働の申請をしたら、いつ本稼働に移行するのかとサポートに質問したところ、次の日の17:00に自動的に本稼働に移行するとの回答がすぐきた。で、実際そうなった。サポートもしっかりしていそうだと感心した。

今後、プランに関わらずディスクやメモリを追加できるようになるといいなぁと思う。

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