ベータ版のTLFはMacでもアンチエイリアスのクオリティーが低い!新ライブラリで書き直すべき。

最近、TLFによるデバイスフォントのアンチエイリアスのクオリティーが比較的高かったMacでも、なんだか低くなった気がしている。

ただ、そのアプリケーションは古いベータ版のTLFライブラリを使っているので、そのせいである可能性は非常に高い。何と言っても、2008年の11月にリリースされたバージョン(textlayout_framework_p1_111808)だから。

そこで新しいライブラリを使った場合と古いライブラリを使った場合でどれくらい差があるのかを比べてみた。

結論から言えば、大アリだ。やはり新しいライブラリで書き直すべきだ。

・FP 10,2,152,26
・あくあフォント
・フォントサイズ 96

ベータ版TLF on Mac Snow Leopard

4.1.0のTLF on Mac Snow Leopard

明らかにクオリティーが違う。やはりライブラリの差だ。拡大してみるとよくわかる。どちらもニアレストネイバーで4倍してみる。

ベータ版TLF on Mac Snow Leopard
4.1.0のTLF on Mac Snow Leopard

ベータ版のTLFのアンチエイリアスのレンダリングは黒の濃淡のみで表現されているのに対し、4.1.0正式版のTLFのレンダリングは黒だけでなく、赤や青の濃淡が加わっている。

これこそまさに、サブピクセルレンダリングということなのだろう。

Windows7で試してみたところ、同様の効果が見られた。

ベータ版TLF on Windows7
4.1.0のTLF on Windows7

Windowsの場合はアンチエイリアスそのものに問題があるので、さしてクオリティーがアップしたという印象はなかった。

しかし、Macの場合は明らかにクオリティーアップしているので、やはり新しいライブラリで書き直すべきだろう。

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