アメリカは本格的に「SNS外交」を始めている。日本の首相、内閣官房は? | 米国務省、ツイッター拡充 アラビア語とペルシャ語新設 - 日経

日経11.02.18朝
・・・米国務省が・・・「ツイッター」にアラビア語とペルシャ語のページを新設・・・・中東の人々に米政府の見解を直接伝えるのが目的・・・近く中国語やロシア語、ヒンディー語による発信も始める計画・・・クリントン長官は・・・各国語で「つぶやく」効果について「政府による妨害さえなければ、各国の人々とリアルタイムで双方向の対話が可能になる」と期待・・・米政府はホワイトハウスや国務省の報道官をはじめ、各省がツイッターを通して頻繁に見解や情報を発信している・・・

クリントン国務長官、いや米政府は各国語で「つぶやく」ということを「政府による妨害さえなければ、各国の人々とリアルタイムで双方向の対話が可能になる」と位置づけているようだ。

つまり、米政府は国内向けだけでなく、国外向けに対しても多大な配慮をしているということだろう。秘密裏に行われる外交だけではなく、公の外交をもより強力に始めようとしている。

ということは、Twitterをはじめ、FacebookなどのSNSがどれだけの力を持っているか、またそれを国益にかなうよう、いかに利用するべきかを認識しはじめたのだと思う。チュニジアやエジプトでのSNSの役割を見て確信を得たのかもしれない。

単純に、すごいな、さすがだな、と。特に、単なるアナウンスではなく「対話をしよう」というスタンスが。実際にそうするかどうかは別として。

日本はどうだろう。一部の議員たちや政府の一部省庁はすでにTwitterを始めているようだ。

Twitterと政治(α) / ぽりったー(politter) - 政党/広報
[ がばったー ] 政府/地方自治体のオープンガバメントへの取り組み

しかし、一番やって欲しい菅直人首相と内閣官房がね・・・

アメリカのオバマ大統領も、ロシアのメドベージェフ大統領も、イギリスのキャメロン首相もTwitterをやっている。

少なくとも自分が確認できた限り、オバマ大統領とメドベージェフ大統領は相互フォローしているじゃないか。そこに日本の首相も内閣官房も入っていないとはどういうことか。アメリカとは最大の同盟国のはずだろう?彼らはダイレクトメッセージで率直な意見交換をしているかもしれないのに。

明日に向かって昇龍拳: Twitter外交で日本の存在感なし | Twitter diplomacy: Who Follows Whom Among World Leaders

・・・この3つのアカウントは、実はダイレクトで秘密の140文字Twitter外交を実際に行なったようで、”長い間居座っていたあの赤電話はもう要らないんじゃないか”とオバマ大統領が最近ジョークを言った。・・・

実際そのようだ。現代のホットラインは、これなのでは?

管首相や内閣官房に、SNSの力をどのように認識しているのかと伺ってみたいものだ。

コメント

  1. マスコミが報道してくれないとか、偏った報道をするとか、国民の皆様へまだ説明が足りないとか。

    そういった事を政治家が言う前に、やれることはあるだろう、と思うわけです。

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  2. 本当にそうですね。

    今は政治家自身が強力なメディアを持てるという時代だというのに・・・

    何もやっていない人のそういった不平不満は聞く耳持てませんな。

    返信削除

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