唯一菅内閣の成果として評価できるホームラン級の政策がこれ | 日本版GPS海外開放 - 日経

日経11.01.06朝
・・・日本版測位衛星「みちびき」のデータ利用を海外に解放する。韓国、オーストラリアの宇宙機関などと協定を結び衛星の信号受信端末を無償貸与。・・・フィリピンやマレーシアにも端末を提供する可能性がある・・・年数千億~1兆円の市場を生み出せるとみている・・・同型の測位衛星は打ち上げ費用を含め1基あたり約350億円かかるため、計画に慎重な声もある。

ここ一連の「みちびき」関連のニュースはマジですばらしい。

琴線探査: これはソフトウェア開発者にとってもGOOD NEWS!だ。すばらしい。 | GPS衛星「みちびき」打ち上げ成功 位置測定精度、10倍以上に - 日経

琴線探査: うし!さすが日本。最低あと2基は予算をつけて打ち上げて頂きたいものだ | 「みちびき」全信号、送受信に成功=日本版GPS、来年3月にも運用―宇宙機構 (時事通信) - Yahoo!ニュース

琴線探査: 陽はまた昇るゆっくりと その時立てろ親指を! 日本はまだまだこれからさ。いくぜぇー!! | 衛星「みちびき」実証実験 位置測定、誤差3センチ内 日本版GPSへ道開く - 日経

今のところ自分的には、唯一菅内閣の成果として評価できる政策だ。

測位衛星は軍事に転用できる。しかし、これを日本だけのものにするのではなく近隣諸国と共有すればその心配も薄らぐだろうし、外交的にも友好が深まり、非軍事による抑止力にもつながるだろう。さらにはビジネスに結びつけようというのだからホームラン級だ。

1基の打ち上げに350億なら8基そろえても2800億。年間数千億から1兆円の市場を生み出せるのなら数年で元が取れるだろうに。これこそ投資。これこそ成長戦略。それでも慎重になる理由が知りたいね。

ソフトウェア開発にも多大な影響を及ぼすだろう。同じ位置情報を使うソフトウェアでも精度が10倍ならその設計コンセプトや発想はまったく違ってくる。

こりゃ楽しみになってきた。

コメント

このブログの人気の投稿

レオナルド・ダ・ビンチはなぜノートを「鏡文字」で書いたのか?

macでsmb(samba)共有サーバーに別名で接続(別アカウント名で接続)する方法

Google DriveにCURLでアップロードするには?