「他人になることで見えてくる自分」か。 | はてなの芸術十選 1 アートディレクター 長澤章生 - 日経

日経10.12.10朝
・・・物事はそれが置かれる文脈で評価が変化する。芸術も例外ではない。現代美術では、その文脈づくりこそが作品となる。・・・森村泰昌の作品は、有名なゴッホの「パイプをくわえた自画像」を下敷きにしたポートレート作品・・・・コスプレにも見える・・・ゴッホになることで分かる自分との差異。他人になることで客観的に見えてくる自分という存在。・・・自画像表現の地平を新たに開拓した記念碑的作品・・・

「現代美術では、その文脈づくりこそが作品」

作品自体が作品なのでなく、その文脈こそが作品であると。なるほど。

森村泰昌氏のセルフポートレート作品をみると、役者の人達はその役になりきることでその役の人物と自分がどう違うのか、なら自分は一体どういった存在なのか、といったことも考えているのかも知れないな、と思った。

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