2010年12月15日水曜日

「人の内面なんてわからないし、俳優に心はいらない」劇に対する冷徹なまでの真剣さのあらわれか? | 未知の演劇を探す旅路1 劇作家・演出家 平田オリザさん - 日経

日経10.12.13夕
新しいことに興味がある。大阪大学の石黒浩研究室と「ロボット演劇」や「アンドロイド演劇」に取り組むのも、それが前代未聞だから・・・20分のロボット演劇「働く私」は三菱重工業製のwakamaruが家事をし、人と会話する・・・人間はなぜ機械に心を感じるのか。これは人の心を知る試みでもあります・・・人の内面なんてわからないし、俳優に心はいらない・・・ロボットのプログラマーに指示する言葉が自分たちと同じだったので、俳優はショックを受けたようですが・・・ジェミノイドFが人と話す「さようなら」も先日発表・・・政権交代後、内閣官房参与としてアドバイザー役も務めた・・・「芸術立国論」・・・精神の健康、経済の再生、教育などさまざまな分野で、いかに芸術が必要とされているか、実証的に書いた・・・当時の鳩山由紀夫首相の所信表明の原稿づくりにも参画・・・苦心の演説は好評だったと思うのですが・・・。(聞き手は編集委員 内田洋一)

平田オリザ氏については、つい先日も記事を書いた。
琴線探査: 「服を脱いだら、自分は一体何なのか?」わかりません | 平田オリザの神秘的なアンドロイド演劇 - 日経

実は、鳩山前首相の所信表明演説の振り付けもされていたらしい。しかし残念ながら、もうすでに鳩山「前」首相なわけで・・・。

ところで、「人の内面なんてわからないし、俳優に心はいらない」とハッキリ言うような演出家を、俳優たちは何と思うのだろう。

おっしゃるように本当に俳優に心がいらないのかどうか・・・それはわからないけれど、やっぱり俳優も人間である以上、おもしろくない感情はきっとあると思う。

しかし、全ては劇のために。それほど冷徹なまでにストイックに劇の完成度を求めているお人なのかもしれないと思った。