もっと腹の底からイカれなければならないと思う。いや、イカれてやる。 | Google秘密の自動走行プリウス車団:すでに14万マイルを走破 - Tech Crunch Japan

Google秘密の自動走行プリウス車団:すでに14万マイルを走破 - Tech Crunch Japan

・・・Google CEOのEric Schmidt・・・「車は自分で走るべきだ。そうに決まっている。」・・・Googleは、自動車が自力で走行するための技術を開発した・・・私たちの自動自動車は・・・計7台の車が1000マイルを一切の人的介入なしで走行した・・・これらの車はトヨタ・プリウスの改造車・・・もちろん、Google自前の地図を使う・・・Googleは、毎年120万人が交通事故で亡くなっていることに言及し ― この技術によってこの数を半分に減らせると同社は考えている。また、エネルギー消費も減り、人々の時間も大いに節減できるだろう。・・・

何だか最近Googleマップがナビっぽいことに相当力を入れているなぁと思っていたら、こういう事だったらしい。

この技術はGoogleが現在持つ技術の延長線上にあるけれども、ネットの世界を飛び出して、現実世界の問題を解決しつつあるというところがまず、すごい。

そして、その偉大なるプロトタイプのベースとしてGoogleが選んだ車体は、少し前にアメリカでやんやん言われていた日本車のプリウスだということは誇って良いと思う。やっぱり、MADE IN JAPANは素晴らしいんだよ。

しかし問題は、こういったプロジェクトを強力に推進する人や企業が日本から出てくるかどうかだ。きっと日本の車メーカーも自律自動車くらい考えていると思うのだけれど、どこまで本気だろうか?どこまでイカれているだろうか?

「車は自分で走るべきだ。そうに決まっている。」というほどイカれているか?イカれられるか?

かつてアントニオ猪木氏は「バカになれ」とおっしゃったが、まさにこのことなのだろうと思う。

心がけてはいるけれど、自分にはまだまだ足りない。自分も、もっと腹の底からイカれなければならないと思う。いや、イカれてやる。


ところで、「自動自動車」というのは意味はわかるけれども、何ともおかしな日本語だなぁと思う。

原文では「The automated cars」だけど、「car」は「automobile」ともいうわけで、その場合「The automated automobile」となって「自動自動車」と同じような可笑しい感が出る。

恐らく「自律自動車」や「The autonomous cars」の方が正しいような気がするけれど、言葉が難しいから敬遠されたのかな。


追記:単なる地図から始まって、ナビゲーションシステム、自律自動車、そして視覚障害者支援まで・・・これは世界を変えるよ。

視覚障害者のための「歩行ナビ」AndroidアプリケーションをGoogleが提供開始 - Tech Crunch Japan

Google Mapは、ひとつのことを突き詰めていくと、思いもよらない大きな広がりが出てくる可能性があるという一つの例だろう。

コメント

  1. Google、次のターゲットは交通問題、ロボット自動車技術を開発―【私の論評】先進国は、もう次の段階にすすまなければならない!!

    ブログ名:「Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理」
    http://goo.gl/dfRt
    こんにちは。Googleの次のターゲットは交通問題だそうです。多くの方は、驚かれたかもしれませんが、このような交通システム自体はいずれでてくることが十分予想されたので驚きはしません。ただし、Googleが以前から取り組んでいて、新たな技術を開発しつつあること自体には、驚きとともに、賞賛にあたいするものとして高く評価したいと思います。そうして、他社や、国なども参考にすべきと思います。このような次世代の取り組みなど全く行わず、考えていもいないで中国の内需などに期待している小数の企業は愚かだと思います。詳細は、是非私のブログを御覧になってください。

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