草間彌生氏や横尾忠則氏の自画像を本国イタリアより先に見られる! | 自画像コレクション 日本人が調査 ウフィッツィ進取の気性 - 日経

日経10.10.12夕
・・・イタリアのウフィツィ美術館が350年近く収集してきた「自画像コレクション」を日本人研究者が3年前から調査している。その成果である展覧会からは同館の進取の気性が見て取れる・・・東京の損保ジャパン東郷青児美術館で11月14日まで開催中の「ウフィツィ美術館自画像コレクション」展・・・レンブラントの自画像など約60点が出品・・・藤田嗣治の猫とほおずりをする自画像・・・同館の自画像コレクションは1700点を超え・・・草間彌生、横尾忠則、杉本博司の3作家もこのほど新作を寄贈・・・コレクションの4分の1は「ヴァザーリの回廊」と呼ばれる通路に設置され、予約なしでは見られない。残る4分の3は収蔵庫にしまわれたままだという。・・・人物像を描かず文字で「私はフォンターナ」と書いた・・・作家のX線写真を素材にしたラウシェンバーグ・・・小佐野氏は「レオポルド枢機卿の助言者が記した書簡には、”最良の様式を発見した画家の作品””可能な限り多くの流派の指導者の作品”あらゆる国の作品”と3つの収集方針が書かれ、現在まで忘れられていない」という。・・・(文化部 小川敦生)

この展覧会の話は先日の「日曜美術館」のアートシーンでも取り上げられていた。
アートシーン~展覧会情報|日曜美術館

ウフィツィ美術館には実際に行ったことがあるが、未熟すぎてそんなものが収蔵されていることすら知らず。もし知っていたとしても予約が必要なので、そう簡単に見られるものではないだろう。貴重だ。

実際に展示されているのは、ウフィツィ美術館ではなく、あのポンテ・ベッキオ、つまりベッキオ橋らしい。まさかあそこにそんなスペースがあったとは!

作品数は60展なので全コレクションの3.5%程度にすぎないが、それでもそんな貴重な絵を日本で見られるのだから、是非見てみたいものだ。

草間彌生氏や横尾忠則氏がコレクションに寄贈されたとのこと。なるほど。このコレクションは彼らくらい強烈な個性を持ったアーティストの絵、しかも自画像の集まりだということだ。ますます見たくなる。

asahi.com(朝日新聞社):日本の現代美術家3人、伊ウフィツィ美術館に自画像寄贈 - 文化

・・・3人の自画像はイタリアでの公開に先立ち、11日から東京・新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で始まる「ウフィツィ美術館」展(朝日新聞社など主催)で展示される・・・

とのことなので、彼らの絵を確実に、しかもイタリアの人々より先に見られるということだ。素晴らしいね。草間氏も横尾氏も、一体どんな自画像を描いたのだろう。すごいことになっていそうだ・・・


GoogleのプロフィールやTwitterなど、ネット上のプロフィールには大体アイコンというかアバターというか、とにかく自分を表現するなんらかのグラフィックスが必要になるが、どういったグラフィックスにするべきなのかを考える必要がある。その参考にもなるかもしれない。

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