弥生美術館・竹久夢二美術館を遺した今は亡き鹿野琢見氏に感謝を申し上げたい | 夢二に魅了された亡き父 服部聖子 - 日経

日経10.10.13朝
・・・竹久夢二美術館が今年11月に開館20周年を迎える・・・自宅の敷地内に美術館を立てたのは昨年90歳で亡くなった私の父、鹿野琢見(かのたくみ)である・・・弁護士だった父は88歳まで現役・・・自ら設立した弥生美術館、竹久夢二美術館という2つの美術館の活動に仕事以外のほぼすべての時間を費やしたのだ・・・「弥生の運営だけで大変なのに、なぜ?」・・・生きて創作することに苦悩した「人間・夢二」・・・友人の版画家、恩地孝四郎あての書簡には芸術と生活を両立させる困難さや迷いが正直につづられている。青年時代の夢二は社会主義思想に傾倒・・・弱い立場の人々に目を向けた夢二に父は弁護士として心を動かされた・・・(はっとり・せいこ=鹿野出版美術財団代表理事)

弥生美術館、竹久夢二美術館には実際に行ったことがある。東大のすぐそばにある、ちいさな美術館だ。

2つの美術館は、ほぼ同化していると言っていい。そして、館内は普通の民家を改装したような感じだった。何かが違うと感じていたのだけれど、その意味が今、わかった。

「素敵な美術館を遺してくださり、ありがとうございました」と、今は亡き鹿野琢見氏に感謝を申し上げたい。

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