playtu.beの初心

昨日、オンラインYouTubeビデオプレイヤー「playtu.be」をリリースした。

開発の動機とサービスとしての見せ方が全く異なるのはよくある事だけれど、playtu.beもそうだった。

だから、その開発の動機や初心を忘れないように書いておこうと思う。

今後、開発の方向性に迷うこともあるだろう。その時はこの初心を思い出すべし。

動機は単純だ。妻がYouTube動画のプレイリストのシャッフル再生ができなくなって困っていたのを何とかしてあげたかったからだ。

自分たちはTahnyaのライブに行くと許可を得た上でほぼ必ずビデオを撮影する。そして、そのビデオを編集してYouTubeにアップしている。そのアップしたビデオを、飼っているデグーのお世話をする時に流すのがお約束。Tahnyaの曲を流していると、不思議とデグーたちが落ち着くからだ。

ただ、さすがに決まりきった順番で流していると飽きてくるので、シャッフル再生が欠かせない。しかし、4月頃だっただろうか。YouTubeが大幅なUIの変更を行った時に、なぜかプレイリストのシャッフル再生が出来なくなってしまった。

少し調べてみると、妻だけでなく、多くの人達もそのせいで困ってしまっているようだった。そこで「ならAPIもあることだし、シャッフル再生ができるプレイヤーを作っちゃえばいいじゃん」となったわけである。

その後、一部のブラウザでのみ可能であることがわかり、最近ついに復活した。つまり今となっては、開発の動機を考えるとplaytu.beを開発する必要はなかった事になる。

ただ開発を続けるうちに、シャッフル機能の欠落は問題の一部でしかなかった事に気がついた。結局は、総合的なUI/UXデザインの問題だったのだと思う。そして、この問題をそれなりに解決していると思えたので、世の中にリリースすることにした。

コメント

  1. 本当ですね。開発は些細なきっかけから始まりましたが、スタート地点の意識を通り越して、どんどん機能を進化させてしまいましたね(^^;)。

    私はplaytu.beを使って、初めて、こんなにYouTubeの中には動画があったのかと実感し、驚きました。まさにクラウドの世界の中にビデオキャビネットがある感じ。この感覚を一人でも多くの方に感じてもらえれば嬉しいなと思います。

    これからも一緒にplaytu.beを進化させていきましょう。

    既に追加機能もいくつか挙がっていますし(^v^)。

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