「pin@clip ピナクリ」AppStoreに出てたので試してみた

昨日たまたま知った「pin@clip ピナクリ」。昨日の時点ではまだAppStoreに無かったが,今はある。

無料なので早速ちょっと試してみたが,これは・・・可能性があるのじゃないだろうか。

普通のユーザーの写真付きつぶやきもあれば,お店の宣伝のつぶやきもある。LABI渋谷店などは「ピナクリ見た」で3%ポイント進呈と書いてあった。

このように,自然とユーザーのつぶやきと,お得情報,クーポン情報などの広告・宣伝が並列で扱われる事は,今後の広告ビジネスにおいて非常に重要なコンセプトだと思う。まずユーザーが喜ぶ,そして邪魔じゃないどころか,むしろユーザーが好んで探す,この2点が重要だ。

しかも「場所」というフィルターで検索条件を自動的に絞り込む事ができ,地図によって自然とナビゲートできる。

残念なのは,実証実験ということだからかもしれないが,個人とアカウントが関連づけられておらず,まだソーシャル化できていないところだ。ただ当然,開発者たちも最終形としてはソーシャル化も考えていると思われる。

そのリミッターが外れた時,このシステムは恐らく相当なパワーを発揮するだろう。そしてこのシステムが完成すれば,プロジェクトの一つの目的である「地域内経済の活性化」にかなり寄与するものと思う。

ただ,大きな一つの問題はiPhoneの普及率だろう。本当にこの目的を達成するためには,いつかはやはり普通のケータイで動作しなければならないのではないだろうか・・・

ARとの関連は,実際に渋谷にいないのでわからないが,セカイカメラに近い事をしそうな感じではある。しかしARは恐らくサブでしかなく,メインはリストや地図表示だ。

セカイカメラにはどちらかというと森羅万象にタグづけするというイメージを持っているが,ピナクリはタグづけするというよりはTwitterに近い感じがした。

非常に参考になる実証実験だ。

コメント

このブログの人気の投稿

レオナルド・ダ・ビンチはなぜノートを「鏡文字」で書いたのか?

macでsmb(samba)共有サーバーに別名で接続(別アカウント名で接続)する方法

Google DriveにCURLでアップロードするには?