ニューズ会長,グーグルを「口撃」 「ネット有料化」に挑む

日経09.12.1夕
米メディア大手ニューズ・コーポレーションのルパート・マードック会長・・・インターネット上の記事をグーグルの検索から読めなくすると宣言・・・検索利用者を各サイトに誘導する役割も果たしているが,マードック氏には邪魔者でしかない・・・ニューズ系の新聞がMSの記事検索に協力する一方・・・「数年前,ベルギーの主要メディアすべてがグーグルを拒絶したが,最後は『検索対象に戻して』と頼む始末だった」。ネット業界に詳しい「サーチエンジン・ランド」のダニー・サリバン編集長はニューズのグーグルはずしに首をかしげる・・・

いつの頃からかニュースが検索エンジンでみられるようになった時には違和感を覚えた事を思い出す。

日本でだって,瓦版の時代からしてもニュースは買うものだったのではないだろうか。自分は今でも新聞を年間契約して購読している。必要な情報に対して金を払う事には特に違和感はない。

しかし,テレビやネットの出現によって,従来の購読モデルが難しくなってきたのは確かだろう。だからといって,もしニュースがネットでみられなくなったらどうするか?自分ならただ見なくなるだけだろう。

情報入手のスピードは落ちるかもしれないが,テレビや新聞の情報をプライマリーにする10年ほど前の元の生活に戻るだけだ。ひょっとすると,世界的に情報の伝播のスピードが落ちる事によって,人々がある意味で幸せになるかもしれない。

もし自分のような考え方の人が多くいるとすれば,ベルギーのケースの再来になるのではないだろうか。

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