カメラユニット交換式デジカメ リコー,来月発売

日経09.11.11朝
・・・レンズと撮像センサー,画像処理装置を一体にしたカメラユニットを交換できる新方式のコンパクト型デジタルカメラ「GXR」を12月上旬に発売すると発表・・・店頭想定は本体が5万円前後・・・1230万画素のCMOS・・・ユニットは7万5000円前後・・・1000万画素のCCD・・・ユニット4万円前後・・・

リコーといえば,GRシリーズにみるような流行に流されない,質実剛健なコンデジだ。

GXRではデジタル一眼のようにレンズを交換できるようになるようだ。ただ,レンズと一緒にセンサーも交換しなければならないらしい。

本体5万でユニットが4万だと9万。うぅーん。これだと一眼レフがレンズ付きで買える。では,どこに価値があるのか?それはサイトの「特徴」にあるように「ユニット交換式だから実現できる、小型・高性能なレンズ設計」ということだろう。

単に安さを追わない,この妥協を許さない設計思想はリスペクトに値する。高級コンデジと言われるのも,熱心なファンがいるのも,やはりこういうところなのだろうと思う。

カメラに限らず,ソフトウェア開発においても同じことが言えるだろう。安易なセルアウトを狙うより,熱心なファンをつくるよう努力することが大事だ。

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