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しかし,セカイカメラはARを使っていないと開発元自身が言っているそうだが,なぜかこの記事でも冒頭からセカイカメラをARのアプリケーションとして言及しているのはどうなのだろう。

確かに広義ではセカイカメラはARアプリケーションかもしれないが,iPhone (iphonearkit)でもAndroid (NyARToolkit for Android)でもAR用ライブラリがあるにも関わらず,ARを使わなかったのにはそれなりの理由があるのだろうと思う。

と思っていたが,
・・・現に、セカイカメラをはじめとして、マーカーレスなARソフトウェアは多く存在していますし、近い将来、マーカーは全く意味を成さない過去の代物になると思われます。・・・

とのこと。ARというのは広義でいいらしい。

・ARToolKit:1998年、ワシントン大学HIT研究室で加藤博一氏(現 奈良先端科学技術大学院教授)によってC言語で開発された世界初のARライブラリ
・NyARToolkit:A虎@nyatla.jp氏によって、CからJavaに移植
・FLARToolKit:Katamari Inc.のさくーしゃ氏によってJavaからAS3に移植

日本発の技術のようだ。知らなかった〜。しかも移植ライブラリも皆日本人!すばらしい。実は相当歴史のあるライブラリであるということもわかった。

しかしFLARToolKitはGPLのようだ。ライセンス料金を払えばGPLの制限を外すことも出来るようだが,例えばFLARToolKitは最低でも年間21万円はかかるようだ。

「NyARToolkit for Android」は基本的にGPLで商用ライセンスもあり。「iphonearkit」はNew BSD Lisenceで利用しやすい形になっている。

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