素朴なBigtable、できること できないこと (1/3) - @IT

素朴なBigtable、できること できないこと (1/3) - @IT

高速性、高可用性を備えたBigtableは、まさにグーグルの核そのものだと思った。

この核こそが、圧倒的なコストパフォーマンスを生み、圧倒的な利益の源泉となっているのだろう。グーグルそのものと言ってもいいくらいだと思う。

また、WEBアプリケーションが巨大になっていくに従って必ず出てくる難題に対するグーグルの回答の一つであり、ノウハウの結晶だ。しかもこれは単なるコンセプトではなく、すでに世界中で実際に動いてきていて、今も進化しているものなのだ。

これはやはり革命的、いや革命だ。

Google App EngineではBigtableをはじめ、その周辺技術が惜しげもなく提供されており、少なくとも初期段階では無料で使う事ができる。

WEBアプリケーションを作る人間として「これを使わずしてなんとする!」といった思いだ。

確かに開発方法や設計方法を根本から変えなければならない部分もある。しかし、結果的にはそれを補って余りあるメリットがあるのではないだろうか。凄まじい事だ。

この恩に報いるには、GAEをうまく使って人々のライフスタイルを変えるような多くの優れたWEBアプリケーションを作り、AdSenseを使う事だろう。こうすることでグーグルも開発者もWin-Winの関係を作る事ができる。

つまり、社会貢献的にもビジネス的にも両立するわけだ。企業としてこれ以上のことがあろうか。

残念ながら、自分にはここまでの事業をおこす力はないと思う。しかし、WEBアプリケーションを作る事によって、このある意味ムーブメントともいえる事業を応援する事はできる。

All You Need is 「良いコンテンツを作る事」

これがBigtableやGAEという技術のメッセージであり、グーグルのメッセージであると理解した。

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