米国発ミニブログ「ツイッター」 速報性と気安さと… 「つぶやき」活用広がる(産経新聞) - Yahoo!ニュース

米国発ミニブログ「ツイッター」 速報性と気安さと… 「つぶやき」活用広がる(産経新聞) - Yahoo!ニュース
・・・学習院大学の遠藤薫教授は「ツイッターの持つ手軽さと束縛のなさは、ネットユーザーにとって居心地のよいつながり。速報性もあるので、メディアとの親和性が高い。今後もネットユーザーを取り込むツールとして活用されるだろう」と話している。・・・

「ミニブログ」米ツイッター 日本に本格参入 年内に携帯向けサービスでみたぽも指摘していたが、この遠藤教授のように「疎な関係性」というものに注目している人が出始めてきているような感じがする。

SNSが日本でブレイクしてから約4年ほどだろうか。その間、ほぼ間違いなく日本最大のSNSであろうmixiは1500万以上のユーザーを獲得するなど大変な拡大を成し遂げた。

しかしその間、「ミク疲れ」などという言葉があるように、一部の人はSNSというものの関係性の密度に疲れてしまった人もいるようだ。

これは小中学生がケータイメールを手に入れたはいいが、まだ人生経験が少なくコミュニケーション能力が未熟なために過剰なコミュニケーションに陥り、ストレスを感じてしまっている状況と似ている。

実際に足跡やログインの記録を見られてしまう事に一種の恐怖感や拒否感をもち、ログインするのが怖くなってしまったという話も聞く。

この雰囲気が世の中に広まりつつあるという証拠となりうる面白い事実がある。Googleの検索窓で「mixi」と打つと、補完候補のトップがなんと「mixi 足跡 残さない」なのだ。

そういった状況の中だからこそ、再び「疎な関係性」を持つブログやTwitterに注目が集まっていく可能性がある。

「SNSの次のモノ」の重要なキーワードは、この「疎な関係性」と「リアルタイム性」のような気がする。そしてTwitterはこのどちらの要素も持っている。

ただ、現状ではTwitterのリアルタイム性は本物ではないと感じている。真のリアルタイム性を実現するためには、プッシュ技術が必要だ。

いつかはTwitterが真のリアルタイム性を持つようになるかも知れないが、もし今すぐ真のリアルタイム性をもった同様のシステムをリリースできれば、ひょっとするとTwitterを追い越せるかも知れない。実際には難しいが。いや、プロトタイプくらいなら出来ない事ないか?自身初AppEngineアプリとなるか?

その時はサーバーサイドだけでなく、クライアントサイド、特にノーティフケーションアプリケーションが重要な位置を占めるだろう。これをどこで動かすか?と言ったら、それはもちろんケータイだ。特に当面はAndroidやiPhoneだ。

日本ではある意味でケータイメールをノーティフィケーションに使っているところがある。特にビジネスマンは大好きだ。しかしメールは迷惑メールやフォワード設定、容量の制限など障壁もある。

このあたりの問題をスカっと解決してくれるシステムが出てくると、ビジネスの現場も相当変わるかも知れない。

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