TeraStation IS(TS-IGL/R5)のRAIDアレイ修復

BUFFALOTeraStation IS(TS-I1.0TGL/R5)のハードディスクがセクターエラーで1発お亡くなりになった。

このtera君はiscsiだし安くて優秀なのだが、ホットスワップに対応していない。だからハードディスクを抜くのに一度シャットダウンする必要がある。

壊れたディスクをバッファローの修理センターに送る。送る前に修理センターと言うところで修理予約をしてから送った。この時、バッファローって名古屋の会社なんだ〜と初めて知った。やはり中部・東海はものづくり王国なのかも。

4日くらいで新しいHDが届く。保証期間中だったので無償交換だった。HDの梱包がすばらしかった。プチプチや発砲スチロールを一切使わず、まるで折り紙のような立体的な形状に仕上げた段ボールに守られていた。

HDを見ると、前はSAMSUNGのHD250HJだったが、送られてきたのはHITACHIのHDP725025GLA380だった。こりゃつまり、HDは別に専用じゃないということだ。その辺に余っているHDでも、容量が必要量以上ならどのメーカーのものでも使えそうだ。

このtera君は1TB仕様の一番安いものだが、自分で1TBのディスクを4台ぶちこめば4TB仕様になりそう。予想はしていたが、今回の事でより確信を持った。

1TBモデルは10万程度だが、4TBモデルは30万程度と結構高い。今時は1TBのディスクなど1万程度で買えるので、自分で調達した方が手間を考慮に入れてもダンゼン安上がり。相性問題もあるだろうが、もし心配なら型番がわかっているので同じものを探せば無問題。

新しいHDを差し、起動。警告音が鳴る。ボタンを押して消音。RAIDの再構築はパネルからは行なえないので、LANにつないでクライアントマシンからWEB経由でtera君の管理画面にアクセスする。

250GB×4でRAID10の設定でRAIDの再構築自体は3分ほどで終了したが、その後自動的に「修復」の状態になった。

せっかくなので、この修復状態の間に普通に運用できるのか試してみたが、ほとんと問題なく運用できるようだ。少なくとも下記の事はできた。

・ボリュームの追加削除
・iscsiのサービス起動と停止
・ボリュームのマウントとアンマウント
・ボリュームのフォーマット
・データの読み書き

ただ修復中はディスクのパフォーマンスが低下するはずで、管理画面でもその旨表示が出る。そこでどれくらい遅くなるか4.36GBのデータの転送時間を計ってみる。

修復中:約360秒
修復完了後:約356秒

あれ?驚いた事に修復中でもほとんどパフォーマンスは落ちていない。よくわからないが、いいことだ。

ただ、今回は比較的大きなファイルの単純なコピーなので、ランダムアクセスや細かいファイルの読み書きなどで同様にパフォーマンスが落ちないという確証は無い。しかし、好材料であることも間違いない。実際はパフォーマンスへの影響はあまりないような気がする。

修復中に大きいデータを書き込む事で修復時間が大幅に伸びるのではないかと心配したが、ほとんど影響ないようだった。

結局、修復は90分ほどで完了した。これでやっと正常に。ふぅ。

あの警告音は心臓に悪い。

コメント

  1. 修復お疲れ様でした。意外に修復時間が短いのにビックリ。

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