D89クリップ(10)3回目はあるのか? おばかアプリ選手権レポート(1/6) - @IT

D89クリップ(10)3回目はあるのか? おばかアプリ選手権レポート(1/6) - @IT

・・・紫熊は、「メール1通作成するのに丸1日。これはある意味ロック!」であるとし・・・リクルートが提供しているWebサービスのAPI・・・かたむきのアプリは、アスキーアートをアニメーションにしてしまうWebアプリケーション「アスキーアートアニメ」・・・「効率や生産性だけを重視した遊び心のかけらもないアプリ開発からは卒業だ! 今日は僕らの独立記念日だ!」・・・


「紫熊」は「むらさきくま」かと思ったら「しぐま」と読むそうで(^^); メール作成に丸一日かかるのは確かにロックである。

リクルートが何かWebサービスのAPIを提供してくれているようで。就職活動支援アプリのようなものが作れるのだろうか?Yo,チェックしときな。

アスキーアートは掲示板などテキストしかシステム的に受け付けない土壌で発展してきたが、ビットマッップも使おうと思えば使える環境において、あえて苦労が伴うアスキーアートでイメージを描く。これもロックである。

99%はゴミになるかも知れない。しかし、ゼロではない。残り1%からスマッシュなアイディアが生まれるかも知れない。

いや、たとえスマッシュなアイディアが生まれなくたって構わない。一見無駄に思えるような事に真剣になり、何らかの美を追求する。この姿勢こそアート。これこそロック。

すばらしいじゃないか。

この記事を読んで、とかく日本におけるプレゼン現場というのはシビアすぎるのではないかと思った。オーディエンスは始めからアラを探そうとし「それのどこが面白いの?」と聞こうとしてはいまいか?

アメリカで体験したプレゼン現場はもっと温かいものだった。ある種、コンサートやライブのような雰囲気があった。オーディエンスは積極的に盛り上がろうとしているように感じた。基本的に褒めるし、かけ声が出るし、時にはスタンディングオベーションも出る。

日本はこの違いが原因でかなり損をしているように思う。始めから批判されることがわかっているならプレゼンするのが怖くなるのは誰だって当然だし、少なくとも身構えるようになる。これでは発表する事自体が嫌になるし、自由な発想が出てくるわけがない。

この恐怖感の種は小学校教育からすでに植え付けられていると思う。間違えばダメ人間の烙印を押される。突拍子のないことを言えばハブにされる。だから皆すぐに「正解」を求めようとするのではないか?当たり障りのないことばかりを言うようになるのではないか?

このイベントのように、もっと一見ムダや間違いのように思えるものを積極的に認めていくような、そういった雰囲気、風土、気風を育てるような教育が必要だろう。

そういった意味でも、このイベントはすばらしい。

コメント

  1. そうだね。
    一日かけて一通のメールには私も笑いました(^^)

    ちなみにリクルートのAPIはココ。
    http://webservice.recruit.co.jp/

    ホットペッパーくらいしか知らなかったけど、他にもいろいろあるんだね。

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