2009年5月29日金曜日

そのWebサービスで“対価”をもらえますか? - @IT

そのWebサービスで“対価”をもらえますか? - @IT

これは日頃から非常に問題だと考えていたが、原段階の我々の結論としては「現状では難しい」ということになっている。

その理由を殴り書いていってみよう。

・ユーザーがはじめから無料のサービスを探している
・有料サービスと遜色ない無料サービスがある場合が多い
・小規模サイトではクレジット決済を導入することが難しい
・有料だと当然人が集まらない

では、なぜそれでもサービスを続けるのか?

・小額ながらも広告収入が入る
・運営や開発のスキルを得るため
・サイトのブランドをつくるため
・自社の別のサービスや製品の広告塔にするため
・将来有料にできるかも知れないという淡い期待
・サービスは使ってもらってナンボ
・有料で少ない数の人の役に立つものより無料でも多くの人の役に立つ方がウレシイから
・多くの人に使われればサービスそのものが磨かれる

こう考えてみると、やはり無料でもサービスを続ける理由は多い。

確かに現金という目に見える対価は得ていないかもしれないが、それなりの対価を得ていると言える。皆それを無意識的にも分かっているから続けているのだろう。

とはいえ、現金が無ければ生活ができない。となれば、サービスが続けられない。このジレンマの中で何とかかんとかサービスを続けているのが現状だろう。

WEBサービスで対価を得るには、まず課金システムをなんとかしなければならない。小規模サイトでも気軽に、簡単に、安全に金を集められる仕組みが必要だ。

サイト運営側だって「これは有料ね」と言いたいのはやまやまだ。しかしクレジットだ〜!銀行振り込みだ〜!と言っているうちにユーザーは逃げてしまう。

ユーザーだって、いいサービスなら多少の金は払いたいと思っているが、面倒なのはイヤなのだ。だから、お互いにそういうことにならないような小回りの利く課金システムが必要なのだ。

iモードなどのケータイコンテンツ市場の成功は、まず課金システムをうまく働かせる事ができたからだと思う。通常のインターネットの世界にも同様の仕組みを導入できれば、状況は劇的に変わるだろう。

しかし、どういった課金システムがよいのか、それはこれから考えていかなければならない。