天下の吉本興業にあって、天下のジャニーズにないもの(Business Media 誠)

天下の吉本興業にあって、天下のジャニーズにないもの(Business Media 誠)

ジャニーズは著作権や肖像権を厳しく守ろうとするのに対し、吉本は著作権や肖像権を守りすぎず、むしろ積極的にユーザーに上手に二次利用してもらうなどしてビジネスにつなげていこうとする姿勢が見える。現在のネット社会では、どちらかというと吉本の方がうまいやり方ではないか、ということなのだろう。

読者の反応はあまり芳しくないようだが、基本的には彼の意見に賛成だ。

ただ、厳しく守って流通量を少なくすれば少なくするほど価値が高まるのも世の常で、それもまた一つの戦略だと言える。特にジャニーズは男性アイドルを擁しているのであって、彼らに魅力の一つの要素である神秘性を付加するためにも、こういった戦略の方が有効だとジャニさんは考えているのではないかとも思われ。

どちらにしても成功している事務所なわけで、どちらがいいわるいではなく、色々な戦略があるものだということだろう。

コメント

  1. 「広告付き無料ソフト マイクロソフト採用 来年、ウェブ版「オフィス」で」
    http://kinsentansa.blogspot.com/2009/04/blog-post_2946.html
    でソフトの無料化について考えたが、その後で考えると似たものがある気がする。

    ジャニさんは、所属タレント達に、有料でも絶対売れるという確固たる自信があるのではないかと思えてきた。

    世に出す商品に確固たる自信を持ちその対価を求める。この当たり前のことながら難しく、昨今では一見古いように思える姿勢は、場合によってはかなり強力な価値を生むのかもしれないと思えてきた。

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