自分はパッケージ化された音楽に飽きているようだ(Tahnya FMラジオ生出演)

2009.3.30 Tahnyaがレディオ湘南FM83.1の『湘南まちかどミュージックパラダイス』に生出演した。

2人は、はじめ、すごく緊張していたようだ。

一通り自己紹介した後に2ndシングル「握りしめた温もりにありがとう」が流れる。

2曲目はCD未収録曲「君とこれから」を生で演奏。これはTahnyaの曲の中でもかなり難易度の高い曲で、勝負を仕掛けたと思った。しかし、緊張の中でもほぼ完璧で、魂がこもった素晴らしい演奏だった。彼らのその攻めの姿勢と集中力に感動。ラジオパーソナリティーもその演奏に感心していたようだ。

そして2曲目が終わった瞬間、2人に拍手をおくると共に、ショックを覚えた。自分はきれいにパッケージ化された音楽に飽きていると気づいたからだ。

1曲目の「握りしめた温もりにありがとう」はCD収録曲なので、音が作り込まれていて音源としての完成度が高い。もちろん曲も良い。しかし、いい音だとあまり感じなかったし、ほとんど感動もしなかったのだ。同じ曲でも、先日森の中で行なわれた、音源としての完成度が格段に低いライブ音源や、2曲目の「君とこれから」の方に感動してしまう。

一体この違いは何なのかと考えたが、まだよくわからない。単にレコードかライブかの違いなのか。アレンジの問題なのか。緊張感や真剣さか。それとも音楽としての純粋さか。とにかく根本的に何かが違う。

この感覚は、一眼レフの写真とトイカメラの写真の違いに受ける感覚に似ている。

この、まだぼんやりとした感覚の中に、大切な、新しい何かがあるような気がする。

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